こんにちは。総務のますおです。
結婚式の二次会やビンゴ大会、忘年会、ゴルフコンペなど今年も様々なイベントが行われると思います。
今日は、忙しいイベントの幹事様の皆様に、私が企業の総務として景品選びに携わってきた経験から、二次会ビンゴの景品選びのコツや注意点を紹介します。
イベントの幹事は大変だと思いますが、どうせやるなら、よりよいイベントを目指していきましょう。
景品選びのコツや注意点とは?
予算をキチンと決める
景品選びでまず最初に行うべきは「予算」を決めることです。
予算が決まらないと何も始まりません。
会社のイベントなら確実に上司に確認をとりましょう。
結婚式なら新郎・新婦の間で連携を密にとりましょう。
その他のコミュニティでも必ず景品の「お金をだす人」の予算の金額の合意は取るようにしましょう。
自分がイベントの幹事だからといって、勝手に決めてあとから徴収ではトラブルの元になります。
参加者の属性を把握する
どのような参加者が多いかを把握しましょう。それによって景品の種類がかわってきます。
例えば、会社のイベントなら男女比はどれくらいか、年齢層はどんな感じになるか。
参加者の家族構成等も重要になってきます。
女性の参加者が多いのに、男性ウケする景品ばかりを選ばないように注意しましょう。
逆に、女性の参加者が多いからと言って、女性ウケが良い景品ばかりを選ぶと、少数派の男性参加者はつまらないと感じてしまうかもしれません。
なるべく全員が楽しめるような景品の配分をこころがけましょう。
目玉商品を1つ以上用意する
目玉景品は最低1つ以上はほしいです。
低予算であっても、豪華に見える目玉景品を用意しましょう。
パネルや、スクリーンなどを利用して、目玉景品が目立つような工夫ができると良いと思います。
多くの参加者に景品が行き渡るようにする
参加賞や残念賞を用意して、なるべく参加者全員になんらかの景品が行き渡るようしましょう。
何かしら貰うのと貰わないのとでは参加者の満足度が大きく変わってきます。
また、お子様向けなどは、メインの景品とは別にお菓子の詰め合わせなどを用意すると良いです。
ハズレの景品からアタリの景品までをまんべんなく用意する
景品はハズレから出していき徐々に盛り上がるアタリの当選者の発表とすることで盛り上がりが続きます。
景品の当たり外れをまんべんなく用意することでイベントの盛り上がりに緩急をつけることができます。
また、ハズレでも盛り上がるウケ狙いのおもしろ景品などがあっても良いと思います。
自分では買わないけどもらえたらうれしいものを選ぶ
景品は自分では買わないけど貰えたら嬉しいものがおすすめです。
例として、ホームベーカリーやジューサーなどのなくても困らない電化製品等です。
逆に、多くのひとが持っているだとう炊飯器などの電化製品を景品にするのであれば、よほど高級なものでないと参加者は盛り上がりません。
なぜならすでに持っている場合が多いからです。
ホームベーカリーなどのなかなか持っている人が少ないものであれば安価なものでも持っていない人が多いので満足度が高くなるでしょう。
景品は多めに用意する
特に参加賞やハズレ景品は多めに用意すべきです。突然、参加者が増える可能性も考えられます。
参加賞なのに、途中で品切れになったらイベントも興ざめになっていまいます。
その場で渡すのか、後日配送かをしっかり意識する
せっかく豪華な景品を用意しても、ものすごく重たかったり、大きかったりするものをその場で渡してしまうと貰った人は処理に非常に困ってしまいます。
その場で渡せる大きさ・重さなのかは事前にしっかりチェックしましょう。
イベント当日の管理を考えると目録景品セットなどもおすすめです。
その場で渡すものであれば、もちかえれる袋等を必ず用意する
その場で渡すものであれば、もちかえれる袋等を必ず用意しましょう。
景品だけ渡して、これそのままむき出しで持ち帰るの?ということのないように注意しましょう。
結婚式の二次会であれば、持ち帰れる袋等もおしゃれにすると良いと思います。
その場で渡さない景品の渡し方を事前に決めよう。
イベント当日、バタバタしていると誰がどの景品に当選したのかわからなくなる場合があります。
かならずどのような方法で景品の当選者を控え、後日渡すのかというのを事前に決めておきましょう。
選んではいけないNGな景品とは?これだけは避けたい11項目を紹介。
以下のNG項目を参考に、予算やメンバーに合わせてとっておきの景品を選んでみてください。
100円ショップの景品
100円均一などの100円ショップの景品は、たとえ残念賞やはずれの景品であってもおすすめできません。
100円ショップの景品はすぐにダイソーやキャンドゥなどの商品だとバレてしまい、イベントを盛り下げてしまうからです。
殘念賞や外れの景品であっても、参加者が喜ぶとっておきの景品を用意しましょう。
下ネタ・エロ系のアダルトグッズの景品
下ネタ・エロ系のアダルトグッズはたとえギャグであってもおすすめしません。
一部の男性にとってはウケるかもしれませんが、参加者をドン引きさせてしまう可能性もあります。
また、最悪の場合、受け取る人によってはセクハラにもなりえます。
ただし、かなり内輪の集まりで、参加者全員が確実に受け入れてくれるという場合はギャグやおもしろの景品としてはありだとと思います。
幹事の趣味が反映された景品
イベントの幹事や結婚式の二次会であれば、新郎や新婦などの趣味が大きく反映された景品はさけたほうが良いかもしれません。
もちろん趣味の内容によりますが、イベントの幹事の趣味が参会者全員に受け入れられるとは限らないからです。
なるべく、万人に受け入れられる景品が好ましいと思います。
季節外れの景品
冬なのに、夏に利用する家電製品、例えば、扇風機などの景品は最悪なので絶対にやめましょう。
せっかく高額であっても「なんでこの時期に?」と思われてしまって興ざめだからです。
かならず、季節感にあった景品を選ぶようにしましょう。
重くて持ち帰れない景品
重くて持ち帰れないような景品は避けましょう。
せっかく貰っても、受け取った人は困ってしまいます。
必ず、持ち帰れるように袋等を用意するか、重さや大きさのあるものは後日郵送しましょう。
当選者の郵送先の管理などは面倒なため「景品探し隊 幹事さんお助け倶楽部」などの景品セットのご利用がおすすめです。
誰もが持っているような景品
財布などの誰もが持っている景品はよほど良いものでない限り、景品としての魅力は少ないです。
景品は、「自分では買わないけど、貰うと嬉しい」という基準で選ぶと良いです。
スマホケースなど、機種などに依存する景品
iPhoneでしか利用できないスマホケースや家電製品などは景品としては避けるようにしましょう。
受け取った人の機種によっては利用できない場合があるからです。
家電製品であれば必ずどの機種でも利用できることを確認しましょう。
ファッション系の景品
洋服やネックレスなどのファッション系の景品は趣味が分かれることが多いので避けたほうが無難です。
また、洋服や靴などはサイズの違いもあるので避けたいです。
もし、どうしても景品にしたい場合は、受取人のサイズを確認してから後日渡すようにしましょう。
男性向きすぎる・女性向きすぎる景品
シェーバーなどの男性向きすぎる景品、もしくは、化粧品などの女性向きすぎるは避けたほうが良いでしょう。
ただし、その景品を受け取る人を男性、もしくは、女性に限定できるような二次会の景品のゲーム方法であれば、それでも良いと思います。
例えば、ビンゴの当選順にランダムに景品が割り当てられていくような仕組みだと男性向けの景品を女性が受け取ってしまうことがあると思うので、そういう方法は避けましょう。
商品券ばかりの景品
景品が商品券ばかりというのは、イベントの盛り上がりにかけてしまいます。
イベントの幹事にとってはてっとり早いのですが、手抜き感が参加者に伝わってしまいます。
宝くじなどのギャンブル性の高い景品
宝くじや馬券などのギャンブル性が高い景品は、万が一当選してしまった場合にトラブルの元になるので避けましょう。
しかも大半は当選しないので、受け取った人にとっても喜びが少ないです。
二次会・忘年会の景品はどこで買うべき?
量販店などで買う
ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機などの家電量販店、東急ハンズ・ドン・キホーテなどのバラエティ豊かな量販点は色々な種類の商品を見ることができます。
実際に足を運ぶことで、現物を見ることができるのでおすすめです。
ネットショッピング・通販で買う
Amazon、楽天などのネットショッピングでの購入は忙しくて時間がない方におすすめです。
最安値で買うこともできるのでできる限り安くしたい人はこちらが良いです。
景品セットを買う
景品探し隊 幹事さんお助け倶楽部などで販売している景品セットは、「イベントがもう迫っている」、「忙しくて時間がない」という方に一番おすすめです。
イベントで必要な景品がセットで揃う上に、目録やパネルなどもついており、1セット買えば必要なものがすべて揃います。
まとめ
景品選びの注意点は以下になります。
- 予算をキチンと決める
- 参加者の属性を把握する
- 目玉商品を1つ以上用意する
- 多くの参加者に景品が行き渡るようにする
- ハズレの景品からアタリの景品までをまんべんなく用意する
- 自分では買わないけどもらえたらうれしいものを選ぶ
- 景品は多めに用意する
- その場で渡すのか、後日配送かをしっかり意識する
- その場で渡すものであれば、もちかえれる袋等を必ず用意する
- その場で渡さない景品の渡し方を事前に決めよう。
選んではいけないNGな景品は以下になります。
- 100円ショップの景品
- 下ネタ・エロ系のアダルトグッズの景品
- 幹事の趣味が反映された景品
- 季節外れの景品
- 重くて持ち帰れない景品
- 誰もが持っているような景品
- スマホケースなど、機種などに依存する景品
- ファッション系の景品
- 男性向きすぎる・女性向きすぎる景品
- 商品券ばかりの景品
- 宝くじなどのギャンブル性の高い景品
イベントの幹事は大変だと思いますが、どうせやるなら、よりよいイベントを目指しましょう。
以上が、「二次会ビンゴの景品選びのコツや注意点は?選んではいけないNGな景品とは?」になります。
予算やメンバーに合わせてとっておきの景品を選んでみてください。